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テニスコラム
2025/03/06
〈テニス意識改革コラム『豊田ism』vol.17〉
まずライジングショットについて簡単に説明させていただきます。
ストロークを打つ際には、ボールがコートでバウンドして1度高く弾みます。その後、落ちてきたボールを地面に着くまでの間に打つのが一般的な打つタイミングです。
それに対して、最初のバウンドから頂点に達するまでの間にボールを打つストロークをライジングショットと呼びます。
このショットを打つタイミングは、考えながらだととても難しいので「いつも自分が打っているタイミングよりほんの少し早く打ってみよう!」という感覚で練習していくとやり易いと思います。
もしくは、あまり後ろに下がらずにベースライン付近で打ってみる練習も良いでしょう。
ライジングショットのメリットは、打ち返すタイミングを早くすることによって、相手がボールを打ってから返ってくるまでの時間が短くなり、準備する時間を奪えることです。
これによって相手は焦り、普段よりもミスをしやすくなります。
テニスの試合では、自分が打ったボールがウィナーになってポイントを取るのも、ミスを全くせずに体力勝負で粘るのもどちらも大変です。
だからこそ相手にプレッシャーをかけて、少しでも相手のミスを誘うことで勝率は大きく上がります。
さらにこのライジングショットをうまく使えるようになると、自分のポジションをほとんど変えずに返球できるようになります。
体力に自信のない方でも簡単にラリーができるようになりますので、使えるときにどんどん使ってみてください。
失敗しながら覚えていくショットですので、恐れずに練習してみましょう!
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