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テニスコラム

〈豊田コラム〉ストロークのリズム・タイミングの調整法

2020/09/29

  1. 技術解説

こんにちは、豊田です。

今回は最近私が意識していることをお伝えしたいと思います。

コーチである私達も何かしらは意識して打っています。
意識するポイントも日々の経過や状況に応じて結構変わっていきます。
色々意識が変わっていく中で、やはりこれを意識して打ったほうが良いかも、と1周回って以前と同じポイントを意識することも多々あります。

今回はストロークで意識しているポイントを1つ紹介させていただきます。

ストロークを打つ際に、ラケットをどうセットする、身体はどれくらい捻る、打点はどこ、どういう角度の面で当てる、どう振り抜くなど、ボールをラケットで扱うスポーツである以上は必ずついてまわる「上半身」の動かし方や意識するポイントは多くありますが、私が大事だと思っているボールを打つ“リズム”や“タイミング”というのは、上半身の意識で調整することは中々難しいと感じています。

よくある例でいうと、素振りのフォームはすごく綺麗だけど、実際にボールを打つとフォームが崩れてしまう。
心当たりありませんか??
打点がずれてしまうことにより、スイング軌道や身体のバランスが崩れてしまうのです。

打点がずれてしまうことはよくあることだと思いますが、ボールを打つ際のリズムやタイミングが上手くとれていないと、慌ただしいフォームになってしまい、ボールを上手くコントロールすることが難しくなります。

私が普段ボールを打っている中でも、このタイミングやリズムのズレというものが生じてきます。
そうなるともちろんのこと、打点が後ろになって遅れてしまったり、ラケットを振り抜く際に手打ちのような感覚になってしまったりします。

こういう状態になった時、私は上半身の意識を全て捨てて、下半身だけを意識します。
下半身というよりも膝や股関節の屈折、伸展のタイミングだけです。

少し難しい表現になってしまいましたが、要は「いつ膝を曲げて、いつそれを戻すか」のタイミングだけを意識するということです。

大体は、ボールが自分のコート側に最初にバウンドするタイミングで膝を少し曲げ、このタイミングで振り始めたいと思った時に少し膝を伸ばしていくようにスイングをしていくと、上手くタイミングが取れると思います。

ただし深いボールをライジング気味で打つ時や、高く弾んだボールを落ちてきたタイミングで打つ時に、バウンドしたタイミングで膝を曲げてしまうと、逆に待ち過ぎてリズムが悪くなってしまうため、どういうボールだったらこのタイミングで膝を曲げたほうがいいなどのサンプルが自分なりに分かってくると、ボールを打つ時のリズムが良くなり、ミスも減ってくると思いますし、もっと自分の理想のフォームで打てるようになると思います!

リズムやフォームは決して他人が作るものではありません。
自分なりのリズムがあればボールを打つことが楽になるはずです。
少し打点が遅れがちな方や、手打ちになりやすい方、ぜひ意識してやってみてください。

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