アルドールテニスステージ

テニスコラム

橋本の得意ショット「サーブ」

2021/05/09

  1. 技術解説

こんにちは、橋本です。

今回は私の得意ショット「サーブ」を取り上げていきます。
まず、なぜ得意なのかというと
■相手のショットに左右されない
■配球のパターンを作りやすい
■ダブルスの場合、上手く相手を崩せればペアが決めてくれる(笑)。

他にも色々とありますが
今回はこの3つをピックアップしていきます。
(ちょっと長い記事になります!)

 

まずは、最後に挙げた「ダブルスの場合、上手く相手を崩せればペアが決めてくれる」
これは一見他力本願? なんて思われがちですが、
サービスゲームでサーブを打って、リターンを前衛が決める!
これができてしまえば簡単にキープできますからね!

 

そして2つ目の「相手のショットに左右されない」
レッスンをしていると、サーブを嫌がる方が多いことに気づかされます。
ダブルフォルトしたら……と考える方が多いからですよね。

でも、相手が打ったものを返す他のショットに比べ、サーブは自分のタイミングで、自分の上げたトスを打てる。
どう考えても相手が打ったものを返すときの方が難しいような気が……。
しかもサーブは2回もチャンスがあるのでラッキーですよね!

 

そして最後に「配球のパターンを作りやすい」
どういった表現をしようか迷ったのですが
まずはこれをご覧ください。

リターン側の目線から見たサーブの主なコースをピックアップしました。
もちろん球種やスピード、もっと細かなコントロールを駆使すれば、パターンは無限に作れます。
でも「そんなにコントロールするのは無理!」という皆様のために厳選してみました。
※右利きサーブ&右利きレシーブの場合です。

【デュースサイド】
A・・・センターへのスライスサーブ
→センターラインの外側から曲げて入れるイメージでセンターの角を狙います。
直接センターを狙うと、曲がって内側に入ってしまうので、外から入れるのポイント!
右利きレシーバーのバックに食い込ませるように入れば打点が詰まりやすい!

B・・・ボディ(バックハンド側)へのスライスサーブ
→相手のバックハンド側の体に近づいてくるスライスサーブで打点を詰まらせます。
リターンが詰まって浮くこと間違いなし!

C・・・ワイドへのスライスサーブ
→右利きスライスの定番、外に逃げるスライスサーブ
スピードよりも変化を重視して、できるだけ曲げに曲げて相手をコートに追い出します。
立ち位置を外から打つと、より角度が付いてGOOD!

【アドバンテージサイド】
D・・・ワイドへのスピンサーブ(低いスライスだと難しいかも)
→Cの逆側の外へ追い出すサーブで、相手のバックハンドを狙います。
リーチが短いダブルハンドを外へ追い出し、高い打点が難しいシングルハンドは打点を詰まらせます。

E・・・ボディ(バックハンド側)へのスライスサーブ
→Bの逆サイド版、相手のバックハンド側の体に近づいてくるスライスサーブで打点を詰まらせます。
リターンが詰まって浮くこと間違いなし!

F・・・センターへのスライスサーブ
→Cの逆サイド版、フォア側の外に逃げるスライスサーブ
スピードよりも変化を重視して、できるだけ曲げに曲げて相手をコートに追い出します。
打つ位置を少しセンターよりにして打つと逃げるサーブになりやすい。

といった感じで6つ挙げましたが
それぞれのコースを打つ時に、相手にどう取らせたいかのイメージを持つことが大切だと思います。
そうすることで、どんなリターンになるのかの予想もつきやすくなります。

そして、適当に色々打つのではなく
基本となるコースを作って相手に植え付けることで
他のコースを使って裏をかくことができるようになります。
如何にして配球術で相手を崩すか?!
ぜひサーブの時に考えてみてください。

最後に泉澤コーチ、撮影協力ありがとうございました。(サーブを打つ人の役)

関連記事こちらの記事も合わせてどうぞ。

まずは体験レッスン!

ぜひお近くのアルドールに
来てください

皆様にぴったりのクラスでテニスを始めていただくために
「体験レッスン」のご受講をお勧めしています。まずはお近くのアルドールにお電話ください。

WEBからお申し込みのお客様には、後日スタッフよりご連絡させていただきます。

体験レッスンの予約はこちら

ページトップへ戻る