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テニスコラム

スマッシュ 〜正しい打点に早く入ることを意識しよう〜

2024/11/20

  1. 技術解説

〈テニス意識改革コラム『豊田ism』vol.9〉

スマッシュに苦手意識を持っている方は多いのではないでしょうか。
チャンスと思って力が入ってしまったり、決めたい場所を先に見てしまいインパクトの瞬間に頭が下がっていたり。
しかしこのスマッシュに自信が持てないと、ネットプレーの質が大きく下がってしまいます。

ある程度の深さまでならスマッシュで叩いて決めていける!という自信があれば、ボレーで焦って決める必要もありません。

スマッシュはストロークやボレーと違って、前からではなく上から落ちてきたボールを打つので、距離感を掴むのが難しいと思います。
そして、スマッシュにも正しい打点があります。
右利きの方ですと、大体頭の真上から右斜め前くらいになりますね。(左利きの方は逆になります)
この打点にボールが落ちてくる所へ足を運んでいけないと、良いスマッシュを打つことはできません。

また高さの距離感も難しいですよね。
私はよく自分のラケットを上に伸ばして、大体このくらいの高さかな?と打点の確認をしていました。
最終的にはラケットを上に上げずに目視だけで大体この辺がスマッシュの打点だと分かっていないと、実際にボールが落ちてきた時にどこに動けばいいのかが分からなくなってしまいます。

スマッシュが苦手な方はまず
「打点の確認」と、
「打点の場所にボールが落ちてきたタイミングにしっかり合わせてラケットを振る」
この2点が大事だと思います。

ちなみに私は、自分のスマッシュが急に上達し始めた時のことを鮮明に覚えています。
その時に意識していたのは
1つ目は「ボールが上がった瞬間に早くラケットを担いで横向きの状態になること」
2つ目が「自分のバランスを一切崩さずにスマッシュが打てる位置に早く移動すること」です。
どちらもボールを打つ前の準備段階ですが、この準備でスマッシュをしっかり打てるか打てないかが決まります。
スマッシュを力強く打てる人は、この準備段階がとてもスムーズです。

逆にスマッシュが苦手な人は、ボールが上がった瞬間に打つことばかりを考えていて、正しい打点に入る動きが少し鈍くなってしまっていることが多いです。
さあ、今この文章を読んでいる方はどちらに当てはまりますか?

スマッシュに苦手意識を持っている方は、ボールを打つ前の準備段階をもっと意識してみましょう!

もう一度おさらいしますと、
①ボールが上がる

②ラケットを担いで横向きになる

③正しい打点(バランスを崩さずに打てる)の位置に動く
↓ ④打つ

この手順をしっかりと実践していけば、正しい動作に繋がってくると思います。
ぜひ試してみてください。

 

※『豊田ism』は、過去に当社公式LINEアカウント「ARDORスキル向上委員会」に投稿した内容を掲載しています。

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