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ガット張りについて〜その2

2019年10月10日

こんにちは、幸野です。

前回の私のブログにひき続き、ガット張りについてお話しします。

昨年のJRSA(日本ラケットストリンガーズ協会)の研修で教えていただいた、
R・フェデラー選手のラケットに行われているチューニングを真似してみました。

ご参考までにこちらの動画をご覧ください。
フェデラー選手と錦織選手のセッティング(YouTube)

 

まずは、ブリッジ部分に皮革を挟みました。
効果としては打球感が柔らかくなる、ということ。
フェデラーは3箇所だけですが、
私はより柔らかいものを試してみたいので5箇所にしました。
確かに打球感は柔らかくなり、ホールド感は向上した気がします。

 

次に、バボラのエラストクロスをストリングの間に使用しました。
(エラストクロスなしで試打した後に挟んで打球感やスピン性能の違いを検証しています。)
フェデラーよりは間隔を広くし、感覚が変わりすぎるのを避けました。

試した感想は、ラケット面の上部で打つと打球感が硬くなりボールの飛びが抑えられます。

フェデラーは縦にナチュラルガット、横にポリエステルストリングを張っているそうです。

私はその廉価版として縦にナイロン、横にポリエステルのハイブリッドでラケットを張り上げています。

ポリエステルのみで張り上げるとスライスやボレーのボールの飛びやシャープさが足りず、
かといってナイロンだけではストロークが飛び過ぎてしまうと感じているからです。

縦ナイロン×横ポリエステルにすることで、打球感が硬すぎず、スライスは問題なく打てます。
しかし、まだストロークが飛び過ぎてしまう感覚がありました。

そこで動画で紹介されているようにエラストクロスをラケット面の上部に挟むことで、
「ストロークだけ飛びを抑え、ボレーやスライスは打ちやすい」この上ない設定を狙いました。

私の個人的感想ですが、非常に使い勝手の良い仕様です。
基本的にはC3以上の女性やゲームでのパフォーマンスを重視する方におすすめの設定だと感じます。

 

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私をご指名の場合はエキスパート張替となり、通常料金とは異なりますが、
皆様にさらなるテニスラケットの奥深さを体感していただくため、
ご相談いただければフェデラーのセッティングをサービスで施させていただきます。

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