札幌オープンテニス選手権 結果報告

皆様こんにちは。コーチの中山です。

7月8日から11日まで、「札幌オープンテニス選手権」60歳以上シングルスとダブルスに出場してきました。

この時期の北海道札幌は梅雨もなく、さぞかし気持ち良い気候かと思っていましたが、
札幌入りをした大会前日の7日夕方は、半袖のポロシャツではひどく寒く感じました。
結局、大会期間中の気温は20度を少し超える程度で、
10日の日曜日は昼前後に土砂降りの雨。17～8度という寒さでした。

＜シングルス:準優勝＞
初戦の2回戦は、以前全日本ベテランで対戦したことのある選手でした。
その時は私が勝ったのですが、ファイナルセットまでもつれ辛勝したので、
今回はそうならないように集中して臨んだ結果、6-2・6-3で勝つことが出来ました。
初戦ということもあり、あまり無理せず手堅く戦いました。

次の準々決勝は、初めて対戦する人なので手堅く戦いながら、
要所要所では自分らしく攻めてポイントも取り、思ったよりうまく戦えて6-1・6-0で勝ちました。

準決勝は、先月の北海道毎日でも対戦して勝った選手ですが、
前の大会も今大会も第１シードの選手なので、思い切って戦おうと思っていました。
プラン通り積極的にプレイができ、相手のミスにも助けられ、1セット目は6-2で取りました。
そして2セット目は私のサーブで始まりましたが、いきなり0-40とピンチに。
最初にブレイクを許すと相手に流れが行ってしまう可能性があるので、ここは何とかキープしようと、気合を入れ直し集中をより高めてキープすることができ、
流れは変わらずそのままの勢いで6-2で取り、勝利を手にすることが出来ました。

決勝の相手は以前５年間ほどダブルスを組んでいた人で、 仲の良い友人でもあり、
千葉県勢同士の決勝戦になりました。

始めはいい感じでスタートでき、4-1とリードしましたが、
段々と相手が調子を出してきて、極端にミスが少なくなり、結局5-7で取られてしまいました。

2セット目は、サーブ＆ボレーやラリーからのネットプレイを増やしたり、
積極的にプレイをしたりしてプレッシャーを掛けましたが、相手は崩れることはなく2-6で敗けてしまいました。

＜ダブルス:優勝＞
初戦の2回戦は、初めてベテランツアーに出た方で、我々のプレイについて来れなかったようで、
6-3・6-0で勝ちました。

準決勝は先月の大会でも準決勝で当たったペアで、前回と同じように競った試合になり、
6-2・7-6（2）で接戦を競り勝つことが出来ました。
このペアは、かなり強打する人と、すごくゆっくりした球を打つ人の組み合わせで、二人のスピードのギャップがあり、油断するとミスが出てしまい、やりにくい相手でした。

決勝戦は第1シードに勝って上がってきたノーシードのペアで、ダメ元で伸び伸びプレイをしてきます。
私たちは初対戦だったので、始めはちょっと押されてしまい、2-6で取られてしまいました。
私がサーブする側は、サーブでトスを上げた打点の所にちょうど太陽がかかり、非常にまぶしくて打てないので、少しずらしてサーブをしなければならず、
ファーストサーブの確率は悪いし、サーブが入ってもいいサーブではないしで、ブレイクされることで流れが悪くなってしまいました。

1セット目はこちらからきわどい所を狙ったり、ポイントを取り急いでミスが多かったりしたので、
2セット目はとにかく相手に決められてもいいから、辛抱強く返球して相手に打たせて、ミスを誘おうという作戦でいきました。
それがうまく当たり、相手が簡単なミスをし始めて、6-2で取りセットオールになりました。

ファイナルセットは私のサーブは相変わらず眩しいので、
センターマークとサイドラインの間を広く使い、少しでも眩しくない所でサーブをし、しっかりとキープすることを心がけました。
競り合って終盤になりましたが、結局４-４から私がサーブをキープして、
5-4から相手のサーブをラブゲームでブレイク、6-4で勝ち優勝できました。
今回の決勝戦は粘り勝った試合でした。

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結局、シングルス準優勝、ダブルス優勝と、先月の北海道毎日と同じ結果となりましたが、
内容はそれぞれ違い、今後の自信になる大会でした。

今回の結果でランキングが上がり、
目標の全日本ベテランでは、シングルスは本戦ダイレクトイン、
ダブルスは本戦のシードの可能性が高くなりました。

お客様をはじめ代行のコーチの方々には、大変ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
またこれから試合がしばらく続きますが、何とぞご理解のほどお願い申し上げます。

試合から帰ってきて、レッスンで皆様に結果報告をしたり、ブログを読んで頂いたりして、
レッスンの時にいろんな方からお声を頂戴して、大変嬉しく思います。
試合で得た貴重な経験を、レッスンで皆さまに還元できるように、これからも精進致します。